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燃費でみる『EAT20』G2基準の家

こんにちは、はるのいえの池田です。

はるのいえの断熱性能は、『HEAT20』の厳しい水準をクリアしています。それがどのような基準なのかは、以前お話しさせていただきました。
記事はこちら→ 国の基準をはるかに上回る暖かさ

しかし、『HEAT20』に適合した建物が実際どれだけ暖かいのかは、文章だけではなかなか伝えることができません。
そこで、本日は「省エネ基準H28」と「HEAT20のG2基準」のお家でどれだけ性能に違いがあるのか、燃費の比較をしてみたいと思います。

28.80坪の実際のプランをモデルに、全館冷暖房で生活した場合の1年間における建物燃費を計算してみました。
すると、その差は1年間でなんと264,192円!
30年返済の住宅ローンを組んだ場合、「HEAT20のG2基準」のお家なら、その期間中のランニングコストを7,925,760円も節約できることになります。

ちなみに、いずれのお家も断熱性能以外はすべて同じ条件。断熱材が隠れてしまう前の、仕上げをしていない“すっぴん”の状態を想定しています。太陽光発電も設置していません。
(注)この計算結果は標準モデル生活を行った場合の計算結果であり、実際の燃費を保証するものではありません。

実際にお家の中へ入ってみると、その暖かさをリアルに体感できます。

昨年末、『HEAT20』G2のお家を建てられたお客さま宅へ年末のご挨拶と補助金申請の手続き関係でお伺いしました。
その時、奥様から、
「今年、最大級の寒波で連日氷点下となったときでも、エアコン1台で暑くも寒くもない快適な環境で子育てができました(お子さんが私の娘と誕生日が5日違いなので奥さんとよく子育てのお話になります)。この家を建てて、本当によかったです!」
という、嬉しいお言葉をいただきました。
このようなお言葉は、家づくりに携わる人間にとって最高の報酬です。
この時、私と奥様は玄関横のオープンなテレワークスペースでお話していたのですが、あまりにもお家の中が暖かかったので、ダウンジャケットを着ていた私は汗をかきながらのご対応となりました(最後にはダウンジャケットを脱いでしまいましたが)。

なお、『HEAT20』G2のこのお住まい、家主様のご厚意により見学が可能となっております。

ご見学を希望される方は、はるのいえまでご連絡ください。全館冷暖房の快適な住空間を、ぜひご体感いただければと思います。

最後に、ひとつだけお伝えしておきます。
お家の断熱性能は、耐震性能とも密接に関係しています。耐震性能にこだわらずして、高性能な断熱性能はありえませんので、この点ご留意ください。
くわしくは、また別の機会にお話しさせていただきます。

※2021年4月から基礎断熱に関するUA値の計算方法が変わります。これにより、今まで提示していたUA値の性能より悪くなる傾向がありますので、基礎断熱をしている業者さんにUA値を聞く際は、改訂された計算方法で算出しているかどうか、確認する必要があります(燃費も含めて)。

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