キッチンコンロはガス?それともIH?光熱…
家づくりコラム
こんにちは、はるのいえの池田です。
2019年10月に完成した、長野市のA様邸。
徹底的にムダを省き、こだわりをふんだんに詰め込むことで実現した、延床面積29坪のミニマムで理想の我が家。
中でも重視したのは、家族が自然とリビングに集まる工夫と、別の場所にいてもそれぞれの気配が感じられる距離感です。
たとえば、キッチンの片隅に設けたスタディコーナー。奥様は料理をしながら、子どもたちが宿題する様子を見守ることができます。
キッチン前の壁はマグネットがくっつくように細工をしました。ここには、子どもたちの絵を飾ります。
ウッドデッキとつながるリビングの土間は、子どもたちが自由に遊べるスペース。汚れや傷も、まったく気になりません。
このコンクリート土間は、玄関からLDKにつながる“通り土間”としての機能も持った優れもの。
リビングの壁の木板はラーチ合板。別名を構造用合板といい、通常は壁や床の下地に使用します。
木の質感が欲しいけど、すべてを板張りで仕上げるとコストがかかってしまう。そこで、ラーチ合板を仕上げ材として使用することにしました。
夏の最中に、私がランニングシャツ1枚で全身に汗をかきながら、75枚の合板をすべてサンダーで研磨しました。
努力の甲斐あって、木のぬくもりを感じるとてもいい感じの仕上がりになったと自負しています。^^
階段には、合板ではなく本物の杉板を使用。階段下を段差に合わせて仕切り、収納棚や飾り棚としても活用できるよう工夫しました。
このほかにも、リビングに隣接するオープンな書斎、あえて子ども部屋の前に設けたデスクコーナーなど、さまざまな工夫によって“家族のつながりを感じられる空間”が完成しました。
家中どこにいても子どもたちの笑い声が聞こえてくる、A様のお住まいです。
高気密・高断熱、高耐震の長期優良住宅。
北海道基準の断熱性能で、冬でも暖か。この冬も、ご家族皆さまで楽しく・快適にお過ごしいただければ幸いです。
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