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家づくりコラム
こんにちは、はるのいえの池田です。
雨が多く気温が高い季節になると湿度が高くジメジメとした毎日。うんざりしがちですよね。雨降りの日も快適な毎日を過ごすなら、住まいの湿度の変化に合わせて、上手にエアコンなどの空調機を活用することも大切。
今日は、はるのいえで家を建てたお客様に、必ずお話ししている住まいと湿度の話をご紹介しましょう。
<湿度には二種類あるというのをご存知でしたか?>
家で使っている湿度計。湿度が50%以上なのに、なんだか喉がカラカラする。そんな経験はありませんか?
普段私たちが一般的な温湿度計で見ている湿度は、相対湿度と呼ばれる湿度。
ある温度の空気中に含みうる、飽和水蒸気量に比べて、空気中に水分をどのくらい含んでいるかを表す数値です。
一方で、絶対湿度とは空気1kgに対して水蒸気がどのくらい含まれているかを表す値です。1立方メートルの空気中に水分が12g含まれていれば、絶対湿度は12g/㎥となります。
ここでポイントとなるのが、空気中の飽和水蒸気量は気温によって異なるという点。
例えば、気温30度の部屋と気温15度の部屋では、気温が高い方が空気中に含むことのできる水分量は多くなります。
そのため、気温30度で相対湿度50%の部屋の場合。絶対湿度は15.2g/㎥に。
これが気温が15度になると、同じ相対湿度50%でも、絶対湿度は6.4g/㎥となるのです。
<何だかよくわからない!という方もご安心を>
…と最初から少し難しい話をしてしまいましたが、
今日お伝えしたいのは、家の中の湿度を絶対湿度を基準に考えてみると、コントロールしやすいですよ、ということです。
はるのいえでは、家を建てたお客様には「みはりん坊」という絶対湿度も測れる温湿度計をプレゼントしています。
画像出典はこちら
この「みはりん坊」を見ながら、次の数字を参考に、加湿・冷房をしてくださいとお話ししています。
●絶対湿度が13g/㎥以上になったらエアコンを入れる
●絶対湿度が7g/㎥以下になったら加湿
どうでしょう?ぐっとわかりやすくなったと思いませんか?
パーセンテージで表示される相対湿度は、私たちの体感とはすこし異なる一方で、絶対湿度は私たちの感覚に近い数字です。
相対湿度を見ているだけでは、エアコンを入れるタイミングってわかりにくいものですが、「みはりん坊」で絶対湿度を見ていただければ、早め早めに除湿ができ、快適な住空間をキープできます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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