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住まいの気流って意外と大切!家全体を温めるための設計とは?

こんにちは、はるのいえの池田です。
心地よい住まいを考える際に、意外と見落としがちなのが「家の中を空気がどう流れるか」という視点です。
昨年の話になりますが、お客様邸で気流測定をさせていただき、実際に住まいがどのくらい効率的に快適な空気が流れているのかを確認してみました。

■住まいは空気の流れが大切な理由

気流測定の結果をお話しする前に、なぜ快適な住まいには「空気の流れ」が大切なのかをお話ししてみましょう。

たとえば、はるのいえでは床下にエアコンを設置し、家全体に暖かな空気が行き渡るように設計しています。使っているエアコンは特殊なものではなく、一般家庭で使われるような家電メーカーのエアコンです。
さて、このエアコンから出た暖気。
きちんと家全体に温かい空気が行き渡るように、空気の流れを考えておかないと、温度にムラができてしまいます。
だからこそ、空気の流れもきちんと計算した設計や施工が、快適な家づくりには欠かせないのです。

■床下の基礎の配置にも一工夫

例えば、家の基礎の設計をする際には、床下エアコンから出る暖気が家全体に満遍なく行き渡るように、基礎の立ち上がりの位置などを計算しなければいけません。

空気の流れだけを考えれば、できるだけ基礎の立ち上がりが少なければそれだけ均等に空気が流れますが、なかなかそうはいかないのが現実。

そこで、はるのいえでは、基礎の外回り(家の外側に面する部分)と、内側は高さを変えて、空気が流れやすく・温かい空気が逃げにくくなるように調整しています。
また、基礎のコンクリート部分と土台の木部の間に、通気のための基礎パッキンを入れることで、温かい空気が流れるようにする工夫もしています。

■実際に気流測定してみると…

さて、話は冒頭に戻って、気流測定の話。
実際に、昨年11月にお客様邸で気流測定をしたところ、床上の吹き出し口から出る暖かな26度の暖気が、1時間あたり100立米も送り出されていたことがわかりました。
これだけあれば、吹き出し口近くの床だけでなく、気流によって家全体が快適な温度に温められます。

はるのいえでは、家を建てる前にしっかりとシミュレーションをすると同時に、完成後の住まいでも気流測定や温度測定などできちんと検証。
より良い家づくりに繋げています!

ぜひご興味のある方は、はるのいえの家づくりを体感してみてくださいね。

*はるのいえの住まいの性能に関してはこちらもチェック
https://haruno-ie.com/quality

*構造見学会や完成見学会の最新情報はこちら
https://haruno-ie.com/news

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