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家づくりコラム
こんにちは、はるのいえの池田です。
私が最近家づくりをする上で「もっと力を入れていきたいな」と感じているのが、庭です。家づくりというと、ついつい室内のことばかりを考えてしまいがちですが、室内の景色や居心地の良さを作る上で、庭はとても大切な要素になります。
今回は、庭のある暮らしの良さについて、改めて考えてみたいと思います。
仕事柄、県外に研修や視察で足を運ぶ機会が多いのですが、宿泊をしなければならない際には、できるだけ“少しだけ良い”旅館に泊まるようにしています。
なぜなら、宿泊客が心地よく過ごせるように、と考え設計されている旅館には、家づくりのヒントがたくさん散りばめられているからです。
その一つが、今回のテーマである庭。
多くの旅館で、客室から坪庭が眺められたり、廊下の地窓から光が入り時間ごとに異なる表情が楽しめたり……。
客室だけでなく、いろいろな場所から庭、つまり外の景色を楽しめるようになっています。
心地よい空間を作る上で、外の景色を活用するという手法は、もちろん住宅でも活用できます。
――ソファに腰掛けたときに、目線の先に広がる庭が開放感を演出する。
――夜も庭に照明を作ることで、窓の外の景色が1枚の絵のようになる。
庭があることで、住空間に奥行きが生まれ、視線の流れが全く違ったものにあります。また、庭も家づくりの要素として考えると、室内の照明計画も変わってきます。
実際に設計時に庭もしっかりと計画に入れられている住宅を岐阜県で見せていただく機会があったのですが、「これはいい!」と思わず羨ましくなってしまったほどです。
もちろん、予算がある家づくり。
庭を作るとなると、どうしても室内に使う予算が減ってしまいます。
私も今までは、「本当は庭も作りたいけれど、建物の予算は削れないから」と考えていた節もありました。
けれど、庭がある住まいの良さを体感すればするほど、「これは費用をかけるだけの効果があることなのかもな」と感じています。
実際に、県外の工務店さんの建てた家を勉強で見せていただいた際には、庭にかける費用としては「家づくりの総額の1/10くらいはかけるとよい」とのこと。
これからマイホームを建てる方は、少しだけ、庭のある住まいを検討してみてはいかがでしょうか?
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