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これから家を建てる方へ:「UA値」と「燃費」の正しい考え方

こんにちは、はるのいえの池田です。
UA値とは、住宅の断熱性能を示す指標の一つで、建物全体の熱の逃げやすさを数値化したものです。数値が低いほど断熱性能が高いとされ、国が定める基準としてはUA値0.75以下、さらに高性能なZEH住宅では0.6以下が推奨されています。

「はるのいえ」の住宅はこれらの基準を大きく上回る断熱性能を誇っていますが、それでも「UA値だけで判断すべきではない」と考えています。その理由とは?じっくり解説してみましょう。

■住まいは「UA値」だけでなく「燃費」を基準に考えるべき理由

UA値は確かに重要な指標ですが、それだけを基準にすると失敗する可能性があります。

例えば、極端にUA値を下げるために窓を極力減らした設計にすると、快適性が損なわれ、暮らしにくい家になる恐れがあります。窓は採光や通風のためにも必要不可欠な存在であり、バランスを考えることが大切です。

そのため、住宅の性能を評価する際には「燃費」という考え方が重要になります。燃費とは、住宅がエネルギーをどの程度効率よく使えるかを示すもので、車で言う「走行距離に対する燃料消費量」と同じイメージです。

建物全体の設計や断熱性能、冷暖房効率を総合的に見た上で、どのくらいのエネルギーが必要になるかを計算することで、本当に快適で効率的な住まいを選ぶことができます。

◾️「はるのいえ」が提案する住まいの燃費基準

「はるのいえ」では、燃費を基準に家づくりを考えることをお勧めしています。その中でも、国が推奨する基準を上回る「G2基準」や「G3基準」の燃費をシミュレーションし、どのような性能がコスト面や住まいの快適性にとって最適かをご提案しています。

例えば、G3基準は非常に高い断熱性能を持つ家づくりを示しますが、その分コストが高くなる傾向があります。一方、G2基準は断熱性能とコストのバランスが良く、長期的な燃費効率を考えると多くの家庭に適した選択肢となります。「はるのいえ」では、これらの基準を元にした燃費シミュレーションを行い、それぞれの基準での光熱費やエネルギー消費量を比較しながら、お客様のライフスタイルに合った最適な選択をお手伝いします。

◾️パッシブ設計も重要!

ちなみに、燃費の計算を行う上で、「パッシブ設計」の考え方も欠かせません。パッシブ設計とは、太陽光や風といった自然の力を上手に活用し、エネルギー消費を抑えた住まいを設計する方法です。

例えば、窓の配置や大きさを工夫することで冬は太陽の熱を取り入れ、夏は日差しを遮ることができます。

「はるのいえ」では、これらのパッシブ設計の手法を取り入れた上で、どの程度の断熱性能が必要かを計算し、お客様に最適なプランを提案しています。窓の配置や形状も計算に基づいて決定されるため、無駄のない設計で効率的な住まいを実現しています。

◾️UA値だけに頼らない家づくり

最後に、断熱性能を追求する際に「付加断熱」を導入する選択肢もあります。これはさらに断熱性能を高める方法ですが、その分コストが高くなりがちです。「はるのいえ」では、コストと性能のバランスを重視し、必要以上に過剰な断熱性能を追求せず、最適な設計を提供しています。

大切なのは、UA値だけに頼らず、燃費や快適性、コストのバランスを考慮することです。「はるのいえ」では、燃費シミュレーションを活用し、住まい全体の効率性を見ながら、お客様の暮らしに最適なプランをご提案しています。

――これから家を建てる方にとって、UA値は重要な指標の一つですが、それだけにとらわれず、「燃費」という視点を持つことが非常に重要です。「はるのいえ」では、燃費を基準にしたシミュレーションやパッシブ設計を活用し、コストと性能のバランスが取れた快適な住まいを提案しています。
ぜひ、燃費基準を取り入れた家づくりを検討してみませんか? 詳しくは「はるのいえ」までお問い合わせください!

*はるのいえの住まいの性能に関してはこちらもチェック
https://haruno-ie.com/quality

*構造見学会や完成見学会の最新情報はこちら
https://haruno-ie.com/news

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