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正しい“加湿”の方法、ご存じですか?

こんにちは、はるのいえの池田です。

過剰な湿度は結露の原因となり、カビやダニを誘発します。
しかし、湿度が低すぎるのも、あまり好ましいことではありません。

・目やお肌の乾燥
・粘膜のバリア機能の低下
・ウイルスの活性化
・静電気の発生

など、さまざまな形で人々の健康に悪影響を及ぼします。

厚生労働省でも、インフルエンザ予防の1つとして適度な湿度(50~60%)の保持を推奨しています。

厚生労働省 インフルエンザ総合ページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/index.html

一般的には40~60%の範囲が適湿といわれており、夏場は絶対湿度が高いため、エアコンの除湿運転で湿度を下げる必要があります。
冬は逆に絶対湿度が低いため、加湿器を使用するなどして湿度を上げなければなりません。

ここで注意したいのが、湿度というと普通は相対湿度を指します
相対湿度とは、大気中に含まれる水蒸気量の飽和水蒸気量に対する割合のこと(飽和水蒸気量は1平方メートルの空気に含むことができる水蒸気の質量)。

しかし、本来、適湿を知る上で大切なのは絶対湿度なのです。
絶対湿度とは、湿り空気に含まれる水蒸気の質量のことで、乾き空気1kgに対する量のこと。

この絶対湿度が8g/kg以上だと、ウイルスに感染しにくいといわれています(快適ゾーンは8~12g/kg)。

ウイルスが活性化する今の時期、絶対湿度をチェックして、お部屋の適湿を維持するよう気を付けてみてください。
絶対湿度の計測器は、3,000円くらいで購入できますよ!(*^▽^*)

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