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はるのいえの検査マニュアル(5)~断熱材・プラスターボード・外装検査~

こんにちは、はるのいえの池田です。

“はるのいえ”の検査マニュアル。
本日は、『プラスターボード検査』『外装検査』について説明していきます。

「冬暖かい家に住みたい」というのは、誰しも共通の願いです。
そういう意味で、断熱材がきちんと施工されているかどうかは、皆さまにとっても関心事のひとつといえるのではないでしょうか。

断熱材検査』でまずチェックするのは、防湿層。防湿層というのは、外壁内部の結露を防止するために設けるフィルムのこと。
防湿層が設計図どおりに施工されていること、隙間や欠損・施工不良がないことを確認します。
次に、断熱材の種類厚みが設計図どおりであることを確認します。
屋根材の種類や不良がないかどうか、土台部分の水切りの有無も目視でチェックしていきます。

次に『プラスターボード検査』です。
プラスターボードというのは天井や壁の下地として貼るボードのことで、種類や厚み・ビスの間隔が設計図どおりに施工されていることを確認していきます。ボードに割れや破損がないかどうかもチェックします。
さらにビスの長さが石膏ボード工業会で推奨する「厚さ+15mm」であるか、ビスがめり込みすぎていないか、頭が出ていないかを計測によって確認します。
耐力壁となる石膏ボードについても、プラスターボードと同じように検査を行います。
湿気の多い脱衣室の下地については、防水上有効な耐水合板が使用されていること、壁下地に防腐防蟻処理が施されていると確認できる箇所を、写真に残しておきます。

そして、『外装検査』。

太陽光発電太陽熱温水器を搭載している建物に関しては、それらのシステムが設計図どおりに設置されているかどうか。
破風や鼻隠し、樋、軒天が設計図どおりに施工され、破損がないかどうか。
軒や棟の換気がきちんとされているかどうか。
外壁仕上げが設計図どおりに施工され、破損がないかどうか。
継ぎ目のシーリングに不良がないかどうか。
そのほか、土台の水切りや開口部のシーリング材、配管部分など外壁貫通部についても設計図どおりに施工されていることを目視でチェックしていきます。

いずれの検査も、チェックした箇所はすべて青で、指摘のあった箇所については赤でしっかりマーキングしておきます。

ここまで検査が終わったら、ようやく完了検査です。
完了検査では、内外装・建具・各種設備など仕上げに関する部分をチェックし、最後に間取りの変更がないことを確認して、終了となります。

はるのいえの検査マニュアルの、検査内容。
簡単ではありますが、これまで5回にわたってご紹介してきました。
すべてお読みいただいた方には、はるのいえのお家がかなり細かい部分までチェックされていること、同じ箇所を別のタイミングで何度も確認していることをおわかりいただけたのではないかと思います。

この検査マニュアルに沿った検査が行われている限り、はるのいえのお家には施工不良や手抜き工事といった「隠れた瑕疵」がひそんでいることはまずないと、自信をもってお伝えできます。
皆さまの家づくり、安心してお任せいただければ幸いです。

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