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はるのいえが「企画住宅」をつくる理由

こんにちは、はるのいえの池田です。

弊社で企画住宅の取り扱いを開始してから、2年目に突入しました。
本日は改めて、はるのいえが企画住宅をつくる理由についてお伝えします。

住宅コストは、20年、30年という長いスパンで高騰を続けています。
とくに近年はオリンピック需要による工事費の上昇があり、追い打ちをかけるようにウッドショックによる木材価格の高騰が建築業界を席巻しました。

世界はすでにインフレ傾向にあり、今後は日本でもインフレが加速すると予想されています。
インフレによって、住宅業界に何が起こるのか。
真っ先に考えられるのが、住宅ローンの金利上昇です。
住宅ローン減税による控除率も縮小されるなど、このままいけば「マイホームを持つ」ということ自体が、富裕層だけの特権になってしまう可能性も否定できません。

富裕層ではない一般の方々が家を持つために、私たち建築関係者は何をするべきなのでしょうか。
できることは、ただひとつ。建築コストを抑えるための努力をすることです。

ただ安い家を建てることは簡単です。
性能やデザインを度外視して、プレハブ小屋のような安い家を建てればよいのです。
しかし、本当にそれでよいのでしょうか? 皆さまが何千万円という予算をかけてでも建てたい家は、そんな家ではないはずです。

本来、いわゆる富裕層ではない一般の方々こそ高性能住宅を建てるべきなのだと、私は考えています。
性能の低い家を建てると、どうなるのか。冷暖房にかかる費用で、家計がひっ迫します。
温暖化が進む現代、10月頃まで冷房を使用し、冷房がいらなくなる頃には冷え込みが激しくなって暖房を使い始めるという方も多いでしょう。
そこへ持って来て電気代が値上がりするなど、冷暖房にかかる費用は今後ますます家計を圧迫することになりそうです。
電気代は毎月出ていくもの。長寿化の今、それが80歳、90歳まで続くのです。

多くの方が心配するように、高性能住宅は確かに、初期費用が高くなります。
しかし、初期費用をしっかりとかけて高性能住宅を建てれば、後々のトータルコストは段違いに安くなります。
高性能住宅を建てた場合と、性能の低い家を建てた場合の、初期費用の差額。80歳、90歳まで支払い続ける電気代の差額。
シミュレーションをしてみれば、一目瞭然です。

住宅コストの高騰
高性能住宅の必要性

この二つを考えたとき、今後、注文住宅だけでやっていくことがいかに難しいことであるかが、容易に想像できます。

注文住宅の自由度の高さは、確かに大きな魅力です。オリジナルのデザインにこだわりながら、高性能の家を建てるのが理想的です。
しかし、家を建てるためにそれだけの予算を確保できるという方は、決して多くはありません。
今後さらに住宅コストが高騰していけば、「住みたい家に手が届かない」という方は確実に増えていくでしょう。

富裕層ではない、一般の方々でも手の届く高性能住宅
高性能の家を、できるだけ安くご提案するために、はるのいえは企画住宅を考えました。

すでにプランをつくって設計コストを節約し、組み立てを合理化して職人さんの手間代の削減につなげています。

はるのいえでは、今後も多くの皆さまに安心・快適な高性能住宅をご提供するため、企画住宅の提案に取り組んでまいります。

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