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はるのいえが家づくりで大切にしたい「地産地消」とは?

こんにちは、はるのいえの池田です。
最近、私は家づくりをする上でとても重要な考え方として「地産地消」というものがあるなと感じています。
一体、地産地消を住まいに取り入れるとはどんなことなのか。なぜ、今気になっているのかを少しお話ししてみようと思います。

■住まいの地産地消とは?

地産地消とは、「土地で作られたものをその土地で使う」という意味を持つ言葉です。
長野にも地産地消で地元産の食材を調理し提供するレストランは多くありますよね。

さて、そんな地産地消。
住まいにも取り入れるとは一体どういうことでしょうか?

その答えは簡単。
家で使われている木材を、できるだけ長野県の山で育った長野県産の木材にするということになります。

■住まいの地産地消がもたらす「いい未来」

なぜ地産地消が家づくりをする上でも大切なのか。
その答えは、地元で育った木を使うことで、故郷の景色を守り、次世代に繋げることができるからです。

森林や山の多い長野県。
美しい山の景色は、私たちのおじいちゃん、おばあちゃん(もしかしたらもっと前の世代)が少しずつ作り上げてきてくれた景色です。
森林に木々を植え、何十年も後の世代が使えるように残してくれているのです。

今、日本の林業はとても苦しい状況に陥っています。
外国産の建材が普及し、国産材を使うことが減った結果、地元の山並みを整備することができなくなりつつあります。

せっかくこの土地に家を建てるなら、
――いい景色がいい。
――住み心地が良い環境に保ちたい。
――子どもたちの未来に、この綺麗な景色を残したい。

そう思っている方もきっと多いはずです。

家づくりで使う木材を少しでも長野県産のものに切り替えれば、山並みの整備が持続し、今の景色を守ることができるのです。

■はるのいえでも長野県産の木材を家づくりに使っています

私自身、家づくりをする立場として長野県産の木材を活用することで地産地消に貢献したいと思い始めたのはここ数年のこと。
家づくりで使われる建材がどんなふうに山から切り出され、現場に届いているのかを実際に山に入って学ぶ機会もありました。

それ以来、何気なく使っていた木材が「とても大切な資源である」ことに気づいたのです。
木を大切にするようになると、家づくりの設計に対する姿勢も変わってきます。無駄のない構造計算で無駄な木材を使わないこと(資源を無駄遣いしない)こともその一つ。

構造材だけでなく仕上げ材でも地産地消に取り組む、私たちの家づくり。
ぜひ、マイホームを通じて子どもたちに素敵な未来を残すアクションを、一緒にはじめてみませんか?

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