キッチンコンロはガス?それともIH?光熱…
家づくりコラム
こんにちは、はるのいえの池田です。
以前、このブログの中で「資金計画の必要性」についてお話しさせていただきました。
→なぜ、資金計画が必要なのか?
はるのいえで定期的に実施している「資金計画セミナー」。
この「資金計画セミナー」でどのようなお話をさせていただいているのか、本日は少し皆さまにお伝えしたいと思います。
セミナー前半は、家づくりの初期段階における、
・家族会議のしかた
・アイデアの出し方
・工務店への伝え方
を、私の方からお話しさせていただいています。
次に、具体的に考えるべきこととして、住宅の断熱や燃費、耐震性能について。
それから、皆さんが“建てたい家”を実現するために必要な資金計画の話に入ります。
資金計画については、アドバイザーの伊藤さんがこんなお話をしてくださいます。
皆さんは、ハウスメーカーの営業さんや銀行さんから、
「返済比率35%までは大丈夫ですよ」
「年収400万円なら3,500万円は借りられます」
「夫婦合算なら、5,000万円借りられますよ」
「今払っている家賃と同じ返済額なら問題ないでしょう」
などと言われたことは、ありませんか?
実はこれ、大きな間違いです。
家づくりの資金計画には、パッと数字の出てくる魔法の方程式があるわけではありません。
大切なのは「いくら借りられるか」ではなく、「いくらなら返済できるか」ということ。
そして、「ローンの返済をしながら、将来必要な貯蓄ができる」ということです。
たとえば、家を建てると税金や修繕費、器(建物)が大きくなった分の光熱費の増加など、賃貸ではかからなかったお金が余計にかかります。
子育て世代であれば、学費など子どもの将来まで考えて計画を立てないと、どこかでショートしてしまいます。
アパートの家賃を基準にして「家賃より〇万円ぐらい高くなっても大丈夫」と、住宅ローンの毎月の返済額を決めては危険です。家族の将来設計から考えましょう。
また、2019年には台風19号で千曲川の堤防が決壊。長野市の多くの方々が洪水の被害に見舞われました。こうした災害リスクも、ゼロではありませんよね。
自分は今後も健康でいられるのか、今までどおり働き続けられるのか、会社はこのまま存続していけるのか。
予測できるリスクは貯蓄でまかない、予測できないリスクには保険を掛けておくなど、起こりうるリスクや回避策も視野に入れて、計画を立てるようにしてください。
つまり、資金計画とは「家を建てるための計画」ではなく、「家を建てても、今の生活をキープしていくための計画」なのです。
と、このような感じでお話しさせていただいています。
実際のところは「資金計画セミナー」というより、「資金計画について考えるセミナー」といった方が、正しいかもしれませんね。
セミナー以外だけでなく、ご希望により個別での資金計画も行っています。
月刊フリーペーパー「monami(モナミ)」さんと共に、
「これから
お家を建てる方に、家づくりを楽しんでもらいたい」
という思いを込めて始めたセミナーも、31回目を迎えようとしています。
その間、多くの受講者さんから、
「ハウスメーカーを決める時の目安がわかりました」
「最も不安な部分であった資金計画の考え方がわかりました」
「はるのいえなら、お客様の立場に立って考えてくれそう」
という、嬉しいご感想を多数いただきました。^^
あなたは将来どうなりたいですか?
30年後、あなたのご家族はどうなっていますか?
家づくりの計画は、ご家族で将来について話し合う最大のチャンスです。
はるのいえの「資金計画セミナー」への参加を機に、ご家族で将来の夢や希望について語り合う時間を持ってみてはいかがでしょうか。
「資金計画セミナー」のお問い合わせは、こちらからどうぞ。
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